お知らせ

岡山大学医療AI応用コース履修生の 二川 摩周 さんが、第48回日本遺伝カウンセリング学会学術集会（2024年8月2日～4日）において

発表した、「大規模言語モデルを用いた遺伝カウンセリングロールプレイの学習補助」が奨励賞を受賞しました。

本研究では、OpenAIのGPTsを用いて，遺伝カウンセリング（GC）のロールプレイ（RP）を体験できるシュミレーター（GCRP-GPT）を

構築しました。これまでのロールプレイには人的・時間的・物理的・心理的制約がありましたが，GCRP-GPTは

「一人でいつでもどこでも手軽に擬似ロールプレイが体験できる」ことをコンセプトとしています。

GCRP-GPTのプロンプトを変更することで，擬似クライエントの性別，年齢，性格，疾患，家族歴，主訴などの情報にバリエーションを

持たせることができ，多様なシチュエーションを体験できます。

今後も本プロジェクトでは、医療AI応用コース生の研究や教育に一層力を入れてまいります。