お知らせ
AMED「令和5年度医療機器等研究成果展開事業(チャレンジタイプ【男性の若手研究者・女性研究者(年齢制限なし)対象】)」に採択
2023.05.18.
活動報告
本プロジェクトの谷岡真樹准教授が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「令和5年度医療機器等研究成果展開事業(チャレンジタイプ【男性の若手研究者・女性研究者(年齢制限なし)対象】)」に採択されました。
同事業タイプは、科学研究費補助金(科研費)などによる学術研究と医療機器等研究成果展開事業の開発実践タイプとのギャップをつなぐ事業として、①臨床上解決したい課題の大まかな設定ができている、②理論や基礎研究では一定の成果があることを説明できている、③既存品の改造等ではなく新しい発想やアプローチを検討している、の3つの要件を満たす医療機器・システムのシーズに対して、医療機器の初号試作機作製等の機会を提供し、本格的な医療機器開発プログラムへの橋渡しを行う若手研究者登用支援の事業です。
谷岡准教授は「肺音解析を用いた非侵襲で簡便な胸膜癒着のAI判別機器開発」の研究開発課題名のもと令和5年度の1年間、研究開発代表者(チームリーダー)として研究チームを率いることになります。
今回の採択を受けて谷岡准教授は「本研究は呼吸器外科教授の豊岡伸一先生にご支援いただきながら、医療AIコース大学院生の石村昴誠先生、共同研究先であるAMI株式会社とともに、医療ニーズの洗い出しから始めて取り組んできたAI課題です。今後1年ですでに開始した臨床試験を完遂し、本AMED事業の開発実践タイプに発展させて参ります」とコメント。今後の研究活動に意欲を見せました。
なお、本件は2023年4月19日にAMEDのホームページに掲載されました。